セキュリティエンジニア(脆弱性診断・ネットワークセキュリティ)は、サイバー攻撃から企業のシステムやデータを守る、情報セキュリティの専門家です。
それぞれの職種には、特化した業務内容があります。
脆弱性診断エンジニアは、システムやネットワークに潜むセキュリティ上の弱点(脆弱性)を診断し、そのリスクを洗い出す専門家です。ツールや手動での診断を通じて、セキュリティホールを発見し、改善策を提案します。
ネットワークセキュリティエンジニアは、企業のネットワークをサイバー攻撃から守る役割を担います。ファイアウォールやIDS(不正侵入検知システム)などのセキュリティ機器を導入・運用し、不正な通信がないか監視・分析します。
この仕事の魅力は、企業の重要な資産を守り、社会の安全に貢献できること。攻撃手法は日々進化しているため、常に新しい知識や技術を学び続ける探究心が不可欠です。しかし、自分のスキルが直接、社会の安全につながるという、大きなやりがいを感じられます。論理的思考力と問題解決能力、そして強い責任感が求められる、専門性の高い職種です。